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世界的な気候変動の危機をビジュアルで伝えるための新たな奨励金制度 「ゲッティイメージズ・クライメイト・ビジュアル奨励金」発足

January 16, 2020 • Company News, Grants

気候コミュニケーション団体「Climate Visuals(クライメイト・ビジュアルズ)」とともに、

ビジュアルを通して、気候変動の危機に対するポジティブな変化を促進

 

ロンドン2020年1月16日:デジタルコンテンツ(写真、ビデオおよび音楽)を世界200ヶ国以上に提供する、世界最大級のデジタルコンテンツカンパニーGetty Images(本社:米国・シアトル 以下、ゲッティイメージズ)は、1月16日(木)に、気候変動に関する写真に特化した世界唯一のプログラムである「Climate Visuals(クライメイト・ビジュアルズ 以下、Climate Visuals)」とのパートナーシップにより、「ゲッティイメージズ・クライメイト・ビジュアルズ奨励金」の発足を発表しました。この奨励金は、世界的な気候変動の危機的状況についてビジュアルによる発信を強化するべく、世界中のフォトジャーナリストを対象にしたものです。

今回のパートナーシップならびに本奨励金制度により、気候変動の原因や影響、解決策など、複雑な問題に迫る、見る人を引き込む多様な「メッセージ性のあるビジュアル」が誕生することを目指しています。そして、単に出来事を記録するだけでなく、そのビジュアルを通して世界中の人々に即時に適切なアクションを喚起するようなストーリーが生み出されることも期待しています。

現在のメディア報道では、世界的に知られた危機について、それぞれの国や地域に向けて発信するフォトジャーナリズムへの注目が集まっています。世界的な気候変動の危機に関する報道が増える中で、ゲッティイメージズと Climate Visuals は、そのようなフォトジャーナリズムが注目され続けることが重要であると考えています。そしてビジュアルには、出来事を記録し、考えを伝え、感情を引き起こし、会話のきっかけを与え、真実を明らかにし、本当の変化を促す力があります。今回の制度では、ビジュアルが持つこれらの特質を活用して、世界の気候変動による課題を解決し、事実の記録を超えた、人々の会話を促して行動に変化をもたらすようなビジュアルの発信を目指します。

本奨励金では、これまでのニュース報道で頻繁に伝えられてきた気候変動の原因だけでなく、気候変動がその国や地域に与えるインパクトと解決策をテーマに活動しているフォトジャーナリスト2名を対象に各10,000ドルを付与します。気候コミュニケーションに関するガイドライン「クライメイト・ビジュアルズ7原則(※)」の各要素が盛り込まれていることが明確にわかる作品が条件です。

 

<クライメイト・ビジュアルズ7原則>

  1. 1.一般の人々を見せる
  2. 2.新しいストーリーを伝える
  3. 3.気候変動の原因を大規模に見せる
  4. 4.感情を強く揺さぶる
  5. 5.オーディエンスへの理解
  6. 6.危機的状況下にある国や地域に対する深刻な影響を見せる
  7. 7.抗議活動のビジュアルに注意(自分事として伝える)

※気候変動のビジュアルの有効性に対する社会調査に基づいて作成してClimate Visualsが策定したものです。

 

本パートナーシップならびに奨励金制度の発足に際して、ゲッティイメージズ コンテンツ部門 シニアバイスプレジデントのケン・マイナルディスは、「ゲッティイメージズのミッションは、ビジュアルを使って世界を変えることです。フォトジャーナリズムは、閲覧者に事実を知らせるだけでなく、気候変動の危機が世界中の人々に対してどのように影響を与えているかを、視覚的に、深く感情を揺さぶる形でさらに理解してもらう手段なのです。力のあるフォトジャーナリズムであれば、ストーリーを伝えると同時に人々の心に触れることができます。」と、今回の発表に期待を寄せます。「また、Climate Visualsとともに、ゲッティイメージズの奨励金プログラムをさらに拡大することができたことを、非常に嬉しく思っています。Climate Visualsは、世界中の影響力のあるビジュアルコミュニケーターの実際の仕事のやり方を戦略的に変え、気候変動を新しい形で伝えるビジュアル制作に取り組み、成し遂げてきた尊敬すべき存在です。」と、Climate Visualsとパートナーシップの締結ができたことに喜びのコメントを述べています。

Climate Visualsのプログラム部長を務めるトビー・スミス氏は、「Climate Visualsプロジェクトは、Climate Outreach(クライメイト・アウトリーチ)から生まれました。Climate Outreachは、オーディエンスに対して測定可能な真のインパクトを与えられるようなビジュアルが早急に求められていると認識しています。私たちの取り組みは、ホッキョクグマや工場など気候変動の象徴となってきたお決まりのビジュアルがもはや通用しないことを示すピアレビュー(専門家による検証)に基づいたものです。クライメイト・ビジュアルの7原則では、効果的で新しい、突出したストーリーを創出するためのガイダンスが提供されています。ゲッティイメージズとのパートナーシップによる今回の奨励金は、今まさに必要とされるものでした。2名のフォトグラファーが、それぞれのオーディエンス、そしてその国や地域の気候問題とその解決策をテーマに、グローバルな目線でプロジェクトを実施するための非常に素晴らしい機会であり、本物の違いをもたらす機会です。」と、世界中のフォトグラファーへ新たな機会の提供に期待しています。

 

応募作品の審査は以下メンバーにて行います。

  • ジェイ・デイヴィス/ゲッティイメージズ フォトグラフィーディレクター
  • ジュリー・ドイル/ブライトン大学気候コミュニケーション教授
  • ケイト・マンツォ/ニューキャッスル大学気候変動・開発シニア講師
  • フィオナ・シールズ/ガーディアン紙フォトエディター
  • トビー・・スミス/Climate Outreach Climate Visualsプログラム長兼環境フォトグラファー

 

「ゲッティイメージズ・クライメイト・ビジュアルズ奨励金」は、他にも様々な奨励金を付与しているゲッティイメージズの 奨励金制度の一環として立ち上げました。ゲッティイメージズでは、本制度発足以来、世界中のフォトグラファーやビデオグラファーに160万ドルを受給しています。

「ゲッティイメージズ・クライメイト・ビジュアルズ奨励金」の応募締め切りは、2 月28 日(金)午後11時59分(太平洋標準時)です。WhereWeStand.com/grants にて応募することができます。

 

本奨励金に関するお問い合わせ先

ジェイ・デイヴィス(jay.davies@gettyimages.com

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